「タマリバの経典(お金編)」

タマリバの経典

「タマリバの経典(お金編)」は、タマリバのコンセプトをもっと深く知りたい方向けの「タマリバの経典」よりも、さらにもっと深く知りたい方向けに、お金というテーマに絞った詳細編です。

なので、もし未読の方は、ぜひ「タマリバの経典🥚」から読んでいただけると嬉しいです。

ちなみに、「お金編」は、「タマリバの経典🥚」の中で書いた以下の内容を前提に、説明していきます。
・大事なのは「やってみる」
・そのためには、余白をつくる、ポートフォリオを組む

では、「お金編」どうぞ。

「余白をつくる」ためには「PLの圧縮」が必要

PLとは、収入(P)と支出(L)のこと。
その差が貯金になる

PLの圧縮とは、
必要な収入(P)と必要な支出(L)を、それぞれ、下げること。
必要な支出を少なくすることであれば、節約という言葉もよく聞く通り、誰もが必要なものだと理解しやすいと思うかもしれないけど、
それだけだと余白は生まれない。

なぜなら、欲しいものがたくさんあると、「必要な支出」以上に「欲望に負けた支出」が大きくなってしまい、結果的に、「必要な収入」も、ものすごく大きくなりすぎて、結局稼いでも稼いでも「足りない」ということになってしまう。

この「必要ではないけど欲しいもの」とどう向き合うかがこの「PLの圧縮」というテーマ。

欲しいものがありすぎるのはあなたのせいじゃない

欲しいものがたくさん生まれてしまう原因を、自分の心の弱さとしてしまうと、解決できなくなってしまう。

世の中には、「もっと必要なものがたくさんある」という声が溢れ、それらの力がかなり強い。
その力の強さのほうが原因であるはず。

考えてみてほしい。
今の時代は「⾜りている」社会であって、昔の足りない時代とは格段に「足りている」時代になっている。

「⾜りている」にも関わらず、「まだこの部分は⾜りていないんだ」「⾃分や⾃分たちの価値をより高く⾒せるためにこれが必要だ」「満足したらだめだ」「もっともっと」という叫びが、発信・拡散されてくる。

たちが悪いのは、その叫びを受け取った人たちが、さらに口コミをし始める。まわりを囲んで訴えかけてくる。自分たちには「もっともっと」必要だ、と。

これにより、本来必要ではないことでも必要に感じてしまいやすくなる。
そんな状態の中で、必要/不必要を見極めるのは、かなり難しい。

それを認識することから始めた方がいい。

やるべきは客観と俯瞰

「もっともっと」という声から距離を取るためのポイントは、「今の自分の見えている世界に、のめり込みすぎないこと」

これに尽きる。

油断すると、「もっともっと」の価値観にどっぷり浸かっている自分が、お金と時間を無駄遣いしてしまう。

それを避けるために、一歩ひいて、自分を外から見つめないといけない。

必要なのは、自分を客観的にみることと、社会を俯瞰的にみること。

客観(書き出してみる)

自分を客観的にみるためには、いま収入(実際の手取り額)はどれくらいで、何にどれだけ使っているか、将来的に何に使いたくなるか、を書き出してみること。

そして、それを眺めてみて、これはいらなかったな、とか、なんでこんなにかかってるんだろう、と思いを巡らせてみること。

書き出すのはめんどくさくて、頭のなかで整理すればいいや、と思いがちだけど、
自分の頭のなかに留めず、自分の中から外に、自分の現状を文字として出してみることが、とても効果がある。

なぜなら、自分の中にある価値観は、世の中の広告にどっぷり浸かってしまっているから。

ただ、「何にどれだけ使っているかを書き出して」と言うと、節約すればするほど良いように聞こえそうだけど、そうではなく、
広告に惑わされない純粋な自分にとって、必要な収入(P)と必要な支出(L)を考えてみることが大切。

使うかvs貯めるか、という二元論にしては、自分に必要なPLが見えにくくなってしまう。

何には使いたくて、何にはそんなに使わなくていい(のにも関わらず使ってしまっている)か、を見極めたい。

そのために、誰かの意見を聞いてみてもいいと思うが、何はともあれ、まずは自分のPLを書き出してみることから始めたい。

俯瞰(勉強する)

また、社会を俯瞰的にみるためには、文字通りだが、色んな見方をしてみることが必要。それは自分だけでは難しく、人に聞いたり、本などで勉強してみることで、視野が開けるものだと思う。

特に、お金について勉強するために、自分のお金と時間を使ってみると、視野が広がるだけではなく、その後の「PLの圧縮」にもつながりやすい。

PLを圧縮しようとしてるのに、お金と時間を使って視野を広げるなんて矛盾しているように聞こえるかもしれないが、
それだけ視野を広げることが、社会を俯瞰的にもるためにも、PLを圧縮するためにも、ものすごく効いてくると思っている。そしてこれは早めに動いておくと、後々メリットが大きくなるものだと思う。

そんな「社会を俯瞰的にみる」ための活動としては、
・お金のために時間を使ってみる
・お金のためにお金を使ってみる
・時間のために時間を使ってみる
の3つをおすすめしたい。

ちなみに、これらも、「もういっかい20代をやってみる」のひとつだと思っている。

お金のために時間を使ってみる(お金について知ってみる)

つまり、「お金を知る」ということに時間を使ってみる。

「お金」についてなんて知ってるよ、と思うかもしれない。これ以上知って何かいいことあるの、と思うかもしれない。

しかし大事なので聞いてほしい。

お金というのは「主導権」が重要で、主導権をお金側に渡してしまうと、あればあるほど良い、という「もっともっと」の価値観に負けてしまう。

これは「無い方が良い」と主張したいわけではなく、
「無いを避けよう」としたときに、なぜか「あればあるほど良い」になってしまうのを避けたい。

必要なだけあればいいよね、というのが「PLの圧縮」という考え方だけど、それだけでなく、そしてそのためにも、「お金ってなんだっけ」ということについて勉強して、考えを巡らせてみてもいいと思う。

例えば、資本主義という言葉。よく聞くけど、実は漠然としかつかめていない言葉。お金は昔からあったわけだけど、お金があるから資本主義ってわけでもない。最近は格差の原因としてのネガティブワードとして使われがちだが、それも言葉の理解という意味では一面的でしかないはず。

そうではなく、もっと多面的にみて、自分たちは、どんな環境の中で生きているのか、ということを少しでも「自分の言葉で」解き明かすと、その環境下での生き方の作戦が立てやすくなるはず。

それらに時間を使ってみると、社会を俯瞰できるし、自分を客観的に見やすくなり、世の中の価値観に対してうまく距離をとりやすくなる。

おすすめ。

お金のためにお金を使ってみる(投資してみる)

お金について俯瞰的に見るために、経験値を高める直接的な方法でおすすめは「株投資」だと思う。

これは「お金を増やそう」という目的だけでやってみるのではなく、お金に関する経験値を高めるために、やってみることが大切。

特に、多くの人にとって、狙って儲かるほど甘くないのが投資であり、逆に言えば、どれだけジタバタしないで我慢強く状況をみれるか、が大事になってくる。

なので、どの程度の金額を投資すると、気になってソワソワしてしまうか、という自分のラインを知ることがとても重要になってくる。そのラインを越えない範囲であれば、ジタバタしないですむので。

そんな自分のラインを知ることが「投資」で得られる経験値であり、その後の人生における「何にどれだけのお金を投じるか」という判断にも役に立つはずだと思う。

また、「ポートフォリオ」というものを肌で実感できるようになるというのが、投資により得られるもうひとつの経験値。

「ポートフォリオ」で重要なのは、「様々な未来のため」に時間やお金を配分することだが、「株投資」は、その感覚がすごくよくわかる仕組みになっている。

例えば、投資した株によって、「1年後」「5年後」「10年後」どうなる、という発想が変わるはず。近い未来の動きをみている株と、遠い未来の動きをみている株、というように、見るべき時間軸の違うものが混在する。

これがまさに「ポートフォリオ」であり、この「いろんな時間軸の未来のため」という考え方は、日々生きようとする日常からは、なかなか実感しにくいので、そういう意味でも「投資をしてみること」は、後々の人生に効いてくる経験値になるのだと思う。

時間のために時間を使ってみる(人を巻き込んでやってみる)

これはお金に関する直接的な経験ではないが、「PLを圧縮する」「視野を広げる」「余白をつくる」「やってみる」というために、時間をうまく使うことは言うまでもなく重要になってくる。

ところで、時間をうまく使おうとするときの大元となる「自分の持ち時間」の上限は、1日24時間というように決まっていて増えるわけがないと思うかもしれないが、ひとつ増やす方法がある。

それは、他人の時間を使わせてもらうこと。そうすると、使える時間が増えることになる。

例えば、自分のやってみたいことについての作戦会議と称して、仲間を呼んで1時間相談に乗ってもらったとすると、この作戦会議は、2時間分の価値があるはず。仲間が自分のために1時間提供してくれた、と言える。

また、その作戦会議を終えて、その仲間がいろいろ調べてくれたとする。そしたらその時間も提供してもらったことになる。

この「自分のやりたいことのために、仲間を巻き込んで、やってもらう」ということを、無理やりではなく、貸し借りがあるように思われず、自然に増やしていけると、自分の時間が広がっていくことになる。

こう書くと難しそうに聞こえるかもしれないが、「自分のやりたいこと」が「その相手もやりたいと思えれば」、一石二鳥になるので、簡単に巻き込める。

その状態になると、自分も相手の時間を使えることになるが、相手にとっても自分の時間を相手のやりたいことに使っているということにもなる。

時間の総和を増やす魔法を使ったような状態になる。

もしかしたらこれが最終的に目指す活動形態なのかもしれない。

まとめ

  • 自分を客観的にみて、社会を俯瞰することで、世の中の「もっともっと」の価値観に負けず、自分本来の「PL」を見極め「圧縮」することができる
  • それによりお金も時間も「余白」ができる
  • 余白ができれば、「もういっかい20代をやってみる」ために、その余白を思いっきり投入することができる

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